フリーランスになったから、自分の仕事に集中できる…と思いきや、意外と雑務が多いと感じるものがバックオフィス関連の書類事務。先にテンプレートを準備しておけば、効率的に進めることができます。必要なドキュメントをご紹介します。
フリーランスに必要なドキュメントテンプレート
請求書
まず準備しておくべきなのが、請求書です。一般的には、請求書を元に支払いが発生します。請求書発行を代行してくれるサービスを利用する場合は必要ありませんが、Webサービスを利用しない場合はテンプレートを作っておくとスムーズです。
価格表
価格表を作っておくと、自分のサービスを他の人にも展開してもらいやすくなります。具体的に費用感がわかると声がかかりやすくなります。
提案書用フォーマット
提案やプレゼンテーションを行う必要がある方は、コピーライトやロゴなどがある場合はそれらを埋め込んだ、パワーポイントのテーマを先に作っておくと作成がスムーズです。
内容に関わらず利用できるので、シンプルなものがオススメです。
送付状
郵送やFAXで書類を送付するときに利用します。ネットで各種書類を送付できる企業も増えてきましたが、郵送が必要なケースもあります。日付や内容を空欄にして先に印刷しておくと、すぐに対応できて便利です。
職務経歴書・履歴書
エージェント等を利用して業務委託契約をするときなどに職務経歴書・履歴書を求められることがあります。
履歴書を送付する必要がない場合もありますが、職務経歴書を作ったついでに、履歴書もまとめておくと急に依頼された際に慌てずに済みます。手書きではなく、デジタルで作成したもので問題ありません。
ポートフォリオ
デザイン系職種では必須です。今は、Webサイトでポートフォリオを提示できるサービスもあるのでそちらを利用しても良いでしょう。
PRするシチュエーションを考え、紙/PCなど、想定クライアントに合わせて準備しておくと良いです。
見積書
価格や業務範囲・納期などを記載するものです。費目・品目については、基本は自由に記載できるものとなっています。まずは、提案書に含めたもの、見積書として独立したものなど、業界で一般的な受注パターンのものを作っておくと効率化できそうです。企業で利用する場合は社内の手続きなどに影響する場合があるので、どのようなものにすれば良いか確認してください。
契約書
すでに業務委託契約など、フリーランスと契約したことがある企業であれば、先方のフォーマットに合わせるケースが多いですが、初めての契約の場合は、契約テンプレートを準備しておくと先方に負担がかからず、契約締結までスムーズに進むことがあります。>>契約書のチェックポイント